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ジョウホクデンカのフルキットには、ランプレセプタクルが複数個標準セットされています。
その理由は公表候補問題の中でランプレセプタクルは13問中12問に含まれ、器具の中でも使用頻度が高く破損してしまう可能性があるからです。
特に心線を止めるネジ頭がなめやすく、数回の使用でしっかり締められなくなる状態になりやすいです。
本番では締め付けが甘いと”欠陥”に該当しますので、繰り返し練習して頂くためにもランプレセプタクルを複数個標準でセットしております。
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近年増加している欠陥例
近年増加傾向にある欠陥がランプレセプタクル及び露出形コンセントの”輪づくりからのネジ止め”です。
候補問題13問全てに盛り込まれていることからも分かるように、その基本作業が重要であること、そして確実にマスターしておかなければならないことは言うまでもありません。
また最も時間のかかる作業であるため、本番で慌てないためにも何度も繰り返し練習を積んで本番に備えておきましょう。
下記欠陥例ではランプレセプタクルを用いて紹介していますが、露出形コンセントにおいても同様です。
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輪づくりの”輪”が大きすぎてネジの頭からはみ出している。
真上から見てネジの頭の内側に心線がきっちり収まっていないと欠陥に該当します。
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”輪”から絶縁被覆まで、5mm以上見えていると欠陥に該当します。
合格基準は3mmとされており、普段の練習から気を付けるようにしましょう。
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絶縁被覆が器具本体の外から露出してしまっていると欠陥に該当します。
下記写真のように絶縁被覆は器具の内部で完結し、ケーブル外装は台座の中で納まってないといけません。
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器具のカバーが閉まらないと欠陥に該当します。
実際の試験ではカバーは省略されるので特に注意したいポイントです。
普段の練習から、カバーがきっちり閉まるかどうか必ずチェックしておきましょう。
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